池内計司『「つらぬく」経営』

★本日の言いたいこと★

 困ったとき、ほんとにありがたいと思えるのは、
 自分を理解し助けてくれる「ファン」の存在。
 知らない人さえファンにさせる究極の秘訣は、正直。

◎───────────────────────────

 池内タオルの池内社長の著書が昨年出版されて、

 ▼池内タオル
 http://www.ikeuchitowel.com/

 私もようやく最近これを購入し、読み始めている。

 池内タオル(株)は愛媛県今治市のタオルメーカー。

 ■輸入品が圧倒的優勢のなか、売上の過半を輸出で稼ぐ会社
 ■風力発電でタオルを生産する、環境に優しい会社
 ■幼児が口に入れても安心。天然素材利用のナチュラル思考
 ■地域の中小企業と協力。地域経済活性化の立役者
 ■民事再生からの復活。再チャレンジ成功の典型的企業

 など、いろんな観点から注目されている有名中小企業だ。

 私も一昨年、縁あって同社を訪問し、
 池内社長にお話を伺っている。

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パラリンピックを支える日本の中小製造業

★本日の言いたいこと★

 これこそ、我が国の「お家芸」!
 ユーザーへの細かな配慮こそ、人々を元気に、明るくさせる!
 
◎───────────────────────────

 北京パラリンピックが開幕!

 毎朝のスポーツニュースで、日本選手の活躍を見るにつけ、
 「この人たちは、どこに障害があるのだろう?」と思えるほど、
 彼らは、活き活きと競技に挑み、清々しい表情を見せる。

 彼らを陰で支えているのは、
 障害者スポーツ用品の開発で活躍する我が国の中小企業だ。

 ▼障害者スポーツ用品開発、特殊機能が「北京」で活躍
 http://www.nikkei.co.jp/news/tento/20080910NT1S08006109092008.html

 昨日(09/10)の『日本経済新聞』には、
 パラリンピックで活躍する日本選手団をサポートする
 我が国の中小企業が、数多く紹介されている。

 いずれも素晴らしい企業ばかりなので、
 今後とも注目していきたいと思う。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

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鋼管データ捏造

★本日の言いたいこと★

 20年近く前に訪問した町工場の老職人を思い出した。
 あの「職人芸」とプロフェッショナリズムは、
 もう我が国にはないのか?

◎───────────────────────────

 数日前に報じられたこのニュースは、ちょっとショックだった。

 

新日鉄子会社、所定の強度試験せず鋼管出荷

新日本製鉄の子会社「ニッタイ」(千葉県野田市)が、工場などで広く配管として使われる鋼管について、水漏れを調べる所定の強度試験をせずに日本工業規格(JIS)に定められた商品として出荷していたことが29日、分かった。経済産業省の登録認証機関は同日、工業標準化法(JIS法)に基づき同社に立ち入り検査し、品質管理体制などを調べる。

 鋼管の強度試験を巡っては、JFEスチールが国内外に出荷した約2400本について、試験をせずに試験データを捏造(ねつぞう)していたことが22日に発覚。経産省が厳重注意したばかり。

 経産省やニッタイによると、同社では野田工場で試験記録のある2003年4月から08年3月の間、製造した鋼管約12万5300本のうち約12万 4900本について、内部に水を通して水漏れなどを調べるためのJIS規格の定める水圧試験を省略していたにもかかわらず、検査証明書に「合格」と記載していた。

(『日本経済新聞』平成20年5月29日付(夕刊)・社会面)

 いまから20年ほど前、
 私がまだ大学の先生になる前のことだったと思う。
 川崎市のある町工場を訪問したことがある。

 この記事は、20年ほど前のその町工場の風景を
 思い出させてくれた。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

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本を読んで、ブックレビューを書く

★本日の言いたいこと★

 情報は、出せば出すほど返ってくる。

◎───────────────────────────

 ゼミの3年生に、図書館で毎週1冊ずつ本を借りてきて、
 それを読んだ後、その本を他の人にオススメする文章を書く、
 という課題を課している。

 もちろん、本を読まない学生に本を読ませる、という
 教育的な観点から行っているものであることは間違いないが、
 その一方で、こうしたブックレビューを書くことで、
 「自分の思いを人に伝える」とか「他人と共感する」とか、
 そういうことを学べる、という意味で、
 将来、ビジネスの世界に入っていく学生にとって
 非常に重要な訓練でもある。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 ところで、ゼミとはまったく別の話ではあるが、先週、
 桜美林大学の市民講座で、「起業家の言葉に学ぶ」という題で
 お話をさせていただく機会があり、

 ▼桜美林大学 第60回市民講座
 http://www.obirin.ac.jp/opencollege/019.html

 そこに学生が書いたブックレビューのごく一部を持って行き、
 コピーして受講者に配布した。

 私としては、大学図書館にもいろいろ面白い本があるので、
 ぜひ、お立ち寄りください、という程度の意味合いで
 お配りしたのだが......、

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道具にヒミツあり

★本日の言いたいこと★

 ボールペン・消しゴム・メガネ・カメラ・ファスナー・携帯電話……
 わたしたちが普段なにげなく使っている道具には、
 つくる人たちの様々な工夫が隠されています。
 「アタリマエ」「なにげなく」とは、スゴイことなのです。

◎───────────────────────────

 新刊ラジオ(2008/03/26)で紹介されていた
 この一冊に注目(まだこの本そのものは読んでないけど)。

 著者の小関智弘さんは、大田区の町工場で旋盤工をしながら、
 モノづくりの素晴らしさと、モノづくりを通して得られる
 「働くこと」の意義について、発言を続けていらっしゃる。

 ▼かしこい生き方のススメ 小関智弘
 http://www.nttcom.co.jp/comzine/no022/wise/index.html

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若者が地域や社会を元気にする!

★本日の言いたいこと★

 「イマドキの若者」だって捨てたもんじゃないぞ!!ってことを
 実感できる日が、またやってくる!!

◎───────────────────────────

 NPO法人ETIC.の角谷さんから
 イベント開催のお知らせメールをいただいた。

 現在、私どもでは、4年前から経済産業省とともに
 チャレンジ・コミュニティ・プロジェクトに取り組んでおります。
 http://www.challenge-producer.net/

 その一環としまして、2月23日(土)に、
 今年度の総決算とでも呼ぶべきフォーラムを開催するはこびと
 なりました。

 当日は、学生と地元企業をつなげる全国のプロデューサーや、
 地域再生に果敢に取り組む団体が全国から集い、
 事例や成果発表、
 地域が抱える様々なテーマでの分科会を実施します。

 ご多忙の折とは重々承知しており、大変恐縮でございますが、
 以下がイベントの詳細となっておりますので、
 ご参加を検討くださいませ。

 何卒よろしくお願い申し上げます。

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「子どもの頃のバカな失敗・バカな怪我」大募集!

★本日の言いたいこと★

 昔、イタ~イ経験をしたこと、ありませんか?

◎───────────────────────────

 昔々、私が小学生の頃のお話。

 公園でブランコに乗って遊んでいたら、
 手を滑らせてブランコから落ちてしまった。

 起き上がろうとした次の瞬間、
 無人のブランコが後ろから私の後頭部を直撃!!
 不意をつかれたこともあって、
 目から火花が飛ぶほど痛かった。

 それからしばらく後、同じ公園で遊んでいたら、
 何歳か年下の子が、
 私と同じようにブランコから落ちたのを目撃した。

 起き上がろうとしていたその子に私は、
 「起き上がるな!」と声をかけ、ブランコに駆け寄り、
 揺れるブランコを止めて、事なきを得た。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

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いい会社をつくりましょう

★本日の言いたいこと★

 世の中に何かをなそう、社会を変革しようと、
 自らのビジネスを通じて努力する経営者の姿にこそ、
 人が一生歩んでいくための重要な指針がある。

◎───────────────────────────

 高木さんのブログで紹介されていたこの本を、
 私も取り寄せて読んでみた。

いい会社をつくりましょう。
塚越 寛著 / 伊那食品工業株式会社編集

 ▼思いつくまま-足助から-: いい会社をつくりましょう
 http://asuke.air-nifty.com/blog/2006/05/post_d1cd.html

 著者の塚越寛氏は、伊那食品工業(株)の社長。
 同社は「かんてんパパ」ブランドで有名だが、
 創業以来48年間、連続増収増益増員を記録する、
 末広がりの成長企業である。

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世界で一番受けたい授業

★本日の言いたいこと★

 ブログを利用して、商いの道、人の道を教える。
 教育者もできない教育的な授業を、私も受けてみたい!!

◎───────────────────────────

 私が勝手に尊敬する久米繊維工業(株)社長の久米信行さん
 明治大学商学部で「ベンチャービジネス論」を担当されている。

 この講義が、とんでもなく、すごい!!!!

 講義運営のために彼が立ち上げたブログを、
 まずは、ごらんあれ!!

 ▼明治大学商学部「ベンチャービジネス論/起業プランニング論」
 http://blog.canpan.info/meiji_venture/

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質問力

★本日の言いたいこと★

 質問のしかたひとつで、相手の行動が変わる。
 人に何かをしてもらう、人をやる気にさせるための質問力を
 「先生」はもっと身につけないとな~......。

◎───────────────────────────

 偶然にも、2ヶ月前の『日経ベンチャー』が出てきたので、
 パラパラめくってみた。

 第2特集は「社長は「質問力」を磨け」

 「その質問、するべからず!」の例として挙げられているのは、

 ●なぜできないんだ!
 ●それは違うだろう?
 ●自分が若い頃は......

 うっ、これはなかなか厳しい指摘だ。
 私も学生に対して、この種の言葉はよく口にする。

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任せて、ほめて、一緒に泣く

★本日の言いたいこと★

 教育に必要なこのことが、皮肉にも、
 実は教育者の最も苦手なことだったりするのだ。

◎───────────────────────────

 『日経ベンチャー』2006年4月号の特集は、
 「社員満足を高める」。

 表紙を見ると、
 「任せて、ほめて、一緒に泣く」「ダメ社員を鍛えなおす」
 などの文字がいやでも目に入る。

 会社の経営者が最も悩む課題のひとつが「人材育成」。
 それは、まさに「教育」の問題であり、
 我々教育関係者と問題意識を共通にすべき課題である。

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「○○過ぎ」にご注意

★本日の言いたいこと★

 「勝ち組」「負け組」なんて一時のこと。
 「過ぎたるは及ばざるが如し」っていうことを自覚しよう。

◎───────────────────────────

 『日経ベンチャー』2006年3月号に、
 「ライブドア事件、私はこう感じた」という記事が載っていて、
 エムケイタクシー創業者の青木定雄氏と、
 岡野工業代表社員の岡野雅行氏の談話が掲載されている。

 ▼今月の日経ベンチャー
 http://nvw.nikkeibp.co.jp/nvw/nv/

 ■ライブドア事件、私はこう感じた
 青木定雄(エムケイ創業者、近畿産業信用組合会長)
 「挑戦すると時々、「こんな目」に遭う」
 岡野雅行(岡野工業代表社員)
 「考えてみれば、ホリエモンはかわいそうな男だよ」

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壊れない製品をギリギリの価格で売る

★本日の言いたいこと★

 一見、下手なビジネスのように見えることが、
 ビジネスの王道だったりするのだ......

◎───────────────────────────

 『日経ビジネス』(2006.02.06)の「小さなトップランナー」欄に
 富士珈機(こうき)販売という会社が紹介されている。

 ▼富士珈機販売
 http://www.fujiko-ki.co.jp/

 本社は大阪市浪速区。
 資本金1500万円。従業員34人。年商5億円。

 小型のコーヒー豆焙煎機で、国内シェア50%を占める。
 借家で自作していた焙煎機が、今では業界のトップブランドに。
 「壊れない製品」を「ギリギリの価格」で売り、
 他の追随を許さない。

 この商売のしかた、
 一見、儲かりそうにないヘタな戦略のように見えて、
 実は、意外に、高等戦略なのである。

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拙稿が掲載されました

★本日の言いたいこと★

 中小企業の「逞しさ」を、山形に見た。
 誇るべきは、我が国のモノづくり!

◎───────────────────────────

 晴山さんには遠く及ぶべくもないが、
 「中小製造業のマーケティング戦略」と題する拙稿が
 (財)商工総合研究所(商工中金の研究所)の機関誌
 『商工金融』に掲載された。

 ▼『商工金融』2005年11月号・目次
 http://www.shokosoken.or.jp/jyouhou/kinyuu/20051116.htm

 生産拠点の海外展開が進むなか、国内で事業活動を行い、
 また将来においても国内で発展して行ける展望を持った
 「元気な中小企業」はどんな企業なのか、について考えてみた。

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君たちは、すばらしい!

★本日の言いたいこと★

 「人を育てる」ことに一生懸命の経営者が、
 フツーの大学生に送った一言に、感激!

◎───────────────────────────

 昨年度、さんざんいろんなことをやって、
 1年でやめるつもりだったあの授業科目を、
 今年も担当することになった。

 ▼経済学特殊講義B~キャリアはこうして創られる~
 http://www2.obirin.ac.jp/~khori/lec/career/

 先週から授業はスタート。
 そして、今週、最初のゲストスピーカーは、

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ないはずのものが!

★本日の言いたいこと★

 季節を利用すれば、まだまだ多くのビジネスチャンスが!

◎───────────────────────────

 ワールドビジネスサテライトを見ていたら、

 ▼ワールドビジネスサテライト
 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/

 夏場にイチゴを供給する
 北海道のベンチャー企業が紹介されていた。

 ▼夏イチゴ争奪戦の裏側(2005/08/26)
 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2005/08/26/tokushu/o1.html

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人生の分かれ道

★本日の言いたいこと★

 こんなこともあるから、人生、おもしろい。
 ひとつひとつの「出会い」を、大切に感じながら、生きよう。

◎───────────────────────────

  いろんな講義で、
 (株)三井ハイテックの創業者、三井孝昭氏の
 サクセス・ストーリーをよくとりあげる。

 ▼(株)三井ハイテック
 http://www.mitsui-high-tec.com/

 同社は半導体のリードフレーム製造で世界的に有名な企業だが、
 三井氏とリードフレームの出会いはまさに痛快極まりない。

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1日社長になるフリーマーケット

★本日の言いたいこと★

 “会社を経営する”を実感したい若者は、
 「イベント版gusiness2005」へ行け!

◎───────────────────────────

 尊敬する(株)YSBの舟生俊博社長が
 「イベント版gusiness2005~1日社長になるフリーマーケット~」
 というイベントが開催されることをお知らせくださいました。

 ▼(株)YSB
 http://www.ysb.co.jp

 ▼イベント版gusiness2005~1日社長になるフリーマーケット~
 http://www.gusiness.com/kyouiku/event.html

私どもの仲間がやっています、起業家教育や社員研修をやっているgusiness(ギジネス)という会社があります。
このgusinessが主催して、9月に、高校生、大学生を対象に1日社長を体験するというイベントが開催されます。
昨年、一昨年とこのイベントをお手伝いさせていただいていますが、大学生達が経営マインドを短期間のうちに身につけていくのが目に見るようにわかります。体験型の起業家育成のプログラムのひとつとして大変面白いと思います。

 ......とのコメントを舟生様からいただきました。

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ベンチャーのパイオニア

★本日の言いたいこと★

 革新的なアイディアは、全力を尽くす者の上に降りてくるのか? 

◎───────────────────────────

 ヤマト運輸の小倉昌男・元社長が亡くなった。

 ▼小倉昌男・元ヤマト運輸社長が死去
 http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=NTE2INK03%2030062005&g=MH&d=20050630

 ヤマト運輸が始めた宅配便サービス「宅急便」。
 いまや、これなしでは我々の社会生活は成り立たない。
 その意味で、彼は我々日本人の「大恩人」だ。

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中小企業診断士を目指したいんです

★本日の言いたいこと★

 人からお金をもらう仕事は、何でもたいへん。
 たいへんな仕事でなければ、自分でできる。

◎───────────────────────────

 オフィスに、学生がやってきた。
 「中小企業診断士を目指したいのですが......」という。

 どうやら、誰か学部の同僚が、
 あそこに中小企業研究を専門にしているヤツがいるから、
 訊いてみればいいんじゃないか、と、
 無責任なことを言ったに違いない。

 でもまぁ、とりあえず、学生の話だけは聴いてあげることにした。

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自営業者の子供はラク?

★本日の言いたいこと★

 自営業者の家の子は、就職活動しなくても
 社長になれるから、楽でいい......??? 

◎───────────────────────────

 毎週火曜日には、茨城県水戸市の常磐短期大学に行って、
 「地域社会と中小企業」なる授業を担当している。

 ▼常磐短期大学
 http://www.tokiwa.ac.jp

 昨日のテーマは、「中小企業の事業承継」。

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一歩を踏み出す勇気

★本日の言いたいこと★

 自分を成長させるための第一歩は、
 身近な、できるかもしれないことから始めることである。

◎───────────────────────────

 NPO法人ETIC.の竹内さんからお誘いいただいて、一昨日、
 「チャレンジ・コミュニティフォーラム2005」なるイベントに参加した。

 ▼NPO法人ETIC.
 http://www.etic.or.jp/

 ▼チャレンジ・コミュニティフォーラム2005
 http://www.challenge-community.jp/index.php?itemid=154

 「チャレンジ・コミュニティ」というのが、
 これまた耳慣れない言葉なのだが......、

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日本一、感謝の手紙が届く会社

★本日の言いたいこと★

 この企業は、ボランティア活動をやっているのだろうか?

◎───────────────────────────

 最新号の『日経ベンチャーに』
 中村ブレイス(株)という会社の中村俊郎社長が紹介されている。

 ▼中村ブレイス株式会社
 http://www.nakamura-brace.co.jp/

 所在地は、島根県大田市大森町。
 石見銀山のお膝元の町なのだそうだ。

 江戸時代には銀山を擁して人口20万人を数えたこの町は、
 現在では人口500人にまで衰退している。

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アキラメの悪い人

★本日の言いたいこと★

 成功する秘訣は、成功するまでやめないこと。
 だから、成功した人にはアキラメの悪い人が多いんだって。

◎───────────────────────────

 今週末は、桜美林大学の大学祭。

 ▼OBIRIN FESTIVAL 2004
 http://www13.ocn.ne.jp/%7Egakusai/index2.html

 お笑い芸人が来たり、屋台が並んだりする
 学園祭お決まりのパターンが展開される一方で......、

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背水の陣

★本日の言いたいこと★

 自己の目的を見据え、不要なものを思い切って捨てる!

◎───────────────────────────

 昨日、(株)キヤリの岩井修一社長が本学に来られて
 学生たちのために、授業でお話してくださった。

 ▼(株)キヤリ
 http://www.kiyari.co.jp

 (株)キヤリは、
 冷凍食品(とくに冷凍寿司)の解凍技術で世界的な特許を持ち、
 現在もなお進化し続ける、魅力いっぱいのベンチャー企業である。

 このことは、今年3月頃、このブログでも紹介させていただいた。

 ▼Spelen met kennis!: 前を向いて
 http://bijenkorf.cocolog-nifty.com/spelen/2004/03/post_9.html

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関連産業の存在

★本日の言いたいこと★

 ひとつの産業が発展していくときに
 関連産業の存在が重要であることを再認識した。

◎───────────────────────────

 今週は山形県で
 製造業中小企業へのインタビュー調査をしている。

 現地に来て、いろんな人たちと話をしていると
 来てみなければわからないことはいろいろあるものだ、と気づく。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 山形県には第二次世界大戦時、
 アメリカ軍の空襲を避けながら軍事物資の生産を続けるために
 首都圏からの“疎開工場”が多くあった。

 そのなかのひとつ、日本飛行機。
 旧日本海軍の航空機製造メーカーとして
 昭和9年(1934年)に設立された企業である。

 ▼日本飛行機(株)
 http://www.nippi.co.jp

 ▼日本飛行機(株)ヒストリー
 http://www.nippi.co.jp/overview/history.html

 昭和18年頃、戦局の悪化に伴い
 日本飛行機は山形への工場疎開を決定する。

 聞いた話では、同社の工場疎開にあたって、
 相当多くの自治体から誘致があったらしい。

 なぜ、山形だったのか?

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 ■理由その1: 鋳物(いもの)

 山形は鋳物の産地であった。
 その歴史は、はるか昔の平安時代にまでさかのぼるらしいが、
 航空機部品の製造に鋳物は不可欠だった。

 山形市内では鋳物生産に適した砂がとれた。
 これが高品質の機械鋳物の生産を可能にした。

 ▼鋳物ハンドブック((株)岡本)
 http://www.nbk-okamoto.co.jp/data/d000.htm
 
 ▼山形鋳物とは
 http://www.chuokai-yamagata.or.jp/imono/imono.html


 ■理由その2: 木工

 鋳物の生産には「木型」が不可欠!
 いい木型を作るには、いい木工職人が必要!

 ......ということは、

 いい鋳物が作れる地域には、
 腕のいい木工職人と、高品質の木工製品が存在する。

 実は、日本飛行機(株)の
 山形疎開工場が最も多く生産したのは、
 九三式中間練習機、通称「赤とんぼ」だった。

 ▼九三式中間練習機
 http://www.age.ne.jp/x/yosiyuki/gunzi/rennsyuu.html

 練習機の翼や機体の多くに木材が使用され、
 浮力・揚力をつけるために、
 木材の「曲げ」の技術が必要だった。


 ■理由その3: 繊維・農業機械用金属加工

 山形県は農業や繊維産業が盛んで、
 農機具や繊維機械を作るための
 金属加工業者もある程度存在した。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 日本飛行機では、
 ロケット式局地戦闘機「秋水」のような
 当時としては最先端の航空機も生産された。

 ▼日本海軍 局地戦闘機「秋水」
 http://www.amitaj.or.jp/~yamamoto/museum/syuusui.htm

 航空機製造に利用された山形の伝統的製造技術は、
 戦後、ミシンや農業機械の生産、
 そして、エレクトロニクス機器の生産に
 伝承されていくことになる.......。

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コミュニティ・ビジネス

★本日の言いたいこと★

 身の回りの「困ったこと」をみつけよう。
 ちっちゃな、どうでもいいことに見える、そのことが、
 大きなビジネスチャンスにつながるかも......。

◎───────────────────────────

 今年度は、珍しいテーマのプロジェクトに
 いくつか関わっているのだが......

 (社)中小企業研究センターの調査研究事業
 「コミュニティビジネスの拓く可能性」なる事業に引き込まれた。

 ▼(社)中小企業研究センター
 http://www.chukiken.or.jp/

 「コミュニティ・ビジネス」は
 多様な中小企業が新しい価値を創造するひとつの形態として、
 『2004年版中小企業白書』でもとりあげられている。

 ▼2004年版中小企業白書のポイント
 http://www.chusho.meti.go.jp/hakusyo/h16/download/2004point.pdf

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 この関連で、横浜市にあるオフィスポケット(株)の
 創業者、丹羽勝子社長とお会いする機会を得た。

 ▼オフィスポケット(株)
 http://www.office-pocket.co.jp/

 ▼丹羽勝子社長
 http://www.women.co.jp/dokuritsuha/whoswho/niwa.html

 16年間の専業主婦生活の後、
 子育て終了後の生きがいを求めて起業した。

子どもが手を離れたのを機会に仕事を探したところ、主婦の働く場が限られていることに気づき、主婦3人を含む8人が発起人となって株式会社を設立しました。仕事探しをする中で、子育て経験のある主婦は母親のプロであることに思い至り、また、核家族化が進む中で、身近に相談したり、手を貸してくれたりする人がいない母親が増えていることに気づき、産前産後のお手伝い「マーマ事業」をスタートさせました。スタッフはすべて子育て経験者。
「横浜発コミュニティビジネス」のサイトより)

 始めたばかりの事業を世の中に知らせるために、
 新聞社に通いつめて、記事にしてもらったそうだ。

 そのあたり、シロウトっぽい大胆さもうかがえる。
 いわゆる「ビギナーズ・ラック(beginner's luck)」も
 少なからずあった。

 その一方で、
 基本的にこのサービスが人材派遣業的な要素を持つことから、
 サービスに一定の品質を確保するため、
 マニュアル作りには何ヶ月もかけている。
 用意周到な部分もある。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 丹羽社長は、インタビューの最後に、
 我々にこんなことを話してくれた。

 # 身の回りの“困ったこと”に注目しただけです。
 # 身の回りの“困ったこと”は
 # 個人的なことだから、日常生活のなかで起こることだから、
 # 小さなこと、どうでもいいこと、と思うでしょ。
 # だけど、それは誰にでもあること。大問題なんです。

 すばらしい問題発見の視角だと感じた。

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受注生産

★本日の言いたいこと★

 どれだけ問題を解いたか、が
 人や企業の実力を高めるのである。

◎───────────────────────────

 『日経ビジネス』最新号(2004/05/24)の
 「小さなトップ企業」は、横山製網。
 沿岸漁業用刺し網で全国市場の40%を占める。

 従業員80人で年商12億。
 なかなか元気そうな企業である。

 ▼横山製網株式会社
 http://www.harenet.ne.jp/yokoyama/jpn/index.htm

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 年商12億で市場の40%、ということは市場規模は30億円。
 かなりニッチな市場である。

 漁業者の数が年々減少するなか、
 売上高は20年前の22億円をピークに、約10億円減少した。

 市場の縮小に伴ってライバルも減っていて、
 結果としてシェアが上昇し、
 経常利益も1200万円を確保している、という。

 いわゆる「残存者利益」を享受しているだけの会社か、と思いきや、
 この企業、けっこうしっかりとした将来展望も持っている。
 なかなか面白そうな企業である。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 記事から推察するに、
 横山製網が生き残ったのは、量を追わなかったことだった。

 創業以来、同社は顧客との信頼関係を大事にし、
 顧客の注文に細かに応える「受注生産」の体制をとっていた。

 戦後の高度成長期には国内漁獲量もそれなりに増え、
 大手企業はサケ・マス漁に使う規格品の網を競って生産したが、
 横山製網は、規格品の大量生産には手を出さなかった。
 「手を出せなかった」のかもしれない。

 しかし、漁獲量全般の減少と
 サケ・マス漁の200カイリ内への制限とが
 製網業界の構図を大きく変えた。

 大量生産市場が縮小したため、
 量産品生産のための設備に投資していた企業が
 相次いで廃業あるいは倒産に追い込まれた。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 規格品の大量生産は、
 規模の経済性によるコストダウンを通じて
 企業に利益をもたらす。

 しかし、量産企業は
 規格品の生産に関してはプロかもしれないが、
 一度その規格品が売れなくなってしまうと、
 たいへんなことになってしまう。

 それに対して、受注生産企業は
 大量生産・大量販売で利潤を得ることはできないが、
 多様な顧客からの注文に対応してきた経験を生かして
 いろいろな応用製品にチャレンジする能力を獲得できる。

 まさに多品種少量生産の時代には
 量を追わなかった(or追えなかった)企業が優位に立つ。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 この話は、ちょうど、

 あるひとつの問題しか解かなかった生徒と
 さまざまな問題を解いた生徒がいた場合に、

 後者の生徒のほうがテストでいい点を取りそうである、
 という推論と一致するように思う。

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夢の実現に

★本日の言いたいこと★

 新しいことをやるのにはリスクがある。
 やるかやらないか、最後は自身で判断するしかないが、
 相談できる人、応援してくれる人がいれば、心強い。
 
◎───────────────────────────

 新年度になって
 いろいろ新しい事業がスタートし、

 私のところにも
 いままでに聞いたことのない話が舞い込むようになった。

 先週末、私のオフィスの電話が鳴った。
 東京都中小企業振興公社からだった。

 「事業可能性評価事業」に参加してくれないか、
 という相談だった。

 ▼東京都中小企業振興公社
 http://www.tokyo-kosha.or.jp/

 ▼事業可能性評価事業
 http://topic.tokyo-kosha.or.jp/tokyo-kosha/dtdisp.asp?no=820

 創業しようと思っている人や、
 新規事業を立ち上げようと思っている中小企業経営者が
 試行錯誤して作ったビジネスプランの
 「事業としての可能性を評価してあげましょう」という......、

 ある意味でたいへんお節介な事業である。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 この「事業可能性評価事業」、
 政府が各都道府県の中小企業支援センターに依頼して
 全国47都道府県すべてで行われている
 いわゆる「国策事業」である。

 あまりに大がかりに行われているから
 評価委員になる人が不足して
 それで私のような者にまで声がかかったのだろうと思う。

 ここで評価されようがされまいが、
 結果として事業に成功すればいいわけだし、

 こんなことまで公的機関が行うべきかどうか、
 不思議に思わないわけでもない。

 ただ、人間、新しいことを何か始めようとするときに
 やはり何かリスク感や躊躇する気持ちをもってしまう。

 そんなときに、誰か相談できる人が一人でもいたら
 別にその人が積極的な支援者でなくても
 それはそれで心強いと思う。

 「事業可能性評価事業」は
 そんな事業なのだろう、と私は勝手に思っている。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 私にとっては、いい勉強の機会になると思う。

 だいたい、私たちがお話を伺うことのできる企業は
 ある程度事業的に成功した企業であることが多い。

 しかし、この事業で話を聞くことのできるのは
 成功するかどうかわからないけれども
 これから成功させようと思っている企業や人々である。

 もちろん、新規事業だけに
 その内容は非公開なのだが、

 それでも、新しいことが生まれようとする過程を
 垣間見ることができるのは、なかなかないことだと思う。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 きょうはこの事業委員会の今年度第1回目の委員会。
 楽しみである。

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中心商店街

★本日の言いたいこと★

 存続する、ということはずっと同じことをやることではない。
 周りの環境変化に対応して自らも変化しなければならない。
 
◎───────────────────────────

 地方に行くとよくみる光景である。
 結婚披露宴の翌日、初めて訪れた秋田市内を
 少し散歩してみたのだが......。

 かつては繁盛していたであろう大規模店舗が
 いまは無惨な姿をさらしている。


 sh530069.JPG

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 秋田で結婚披露宴に出席し、宿泊したのは、
 「秋田キャッスルホテル」。

 文字通り、お城の前のホテルである。

 ▼秋田キャッスルホテル
 http://www.castle-hotel.co.jp/

 秋田空港から市内行きのリムジンバスで
 「木内前(きのうちまえ)」というバス停で降りると、
 ホテルのちょうどまん前に着く。

 それにしても不思議な停留所名だ。
 なぜ「秋田キャッスルホテル前」じゃないんだ??
 「木内」って、何?

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 「木内」というのは秋田の老舗百貨店。

 1960年代までは、まさに秋田市随一の高級百貨店。
 屋上の遊園地で遊ぶのが、
 秋田の子供たちにとっての何よりの楽しみだったらしい。

 ▼木内百貨店 屋上お子様遊技場
 http://zahyo.web.infoseek.co.jp/agx/those-days/kinouchi/

 現在も店の正面はしっかりしており、
 やや古ぼけた感はあるが、老舗らしい雰囲気だ。

 しかし、中に入ってみてビックリ。
 階段やエスカレータの前に商品が積み上げられ、
 エスカレータは運転を停止していた。

 そう、この木内、営業を縮小させて
 1階だけの営業にしていたのだ。
 それも、ネットで調べてみると、
 2001年7月には、すでに2階以上を閉鎖していたらしい。

 ふ~む、なかなかうまくいかないものである。

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ビジネスチャンスは地域に

★本日の言いたいこと★

 ビジネスチャンスは
 よく見りゃ、身近なところにあるのかも。
 
◎───────────────────────────

 新学期はじめのドタバタでblogも休みがち。
 落ち着いて、見聞したことや感じたことを
 書き留める余裕を持ちたいものである。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 『日経産業新聞』4月6日付の「ニッポンのキラ星企業」欄に
 山形県寒河江市の後藤電子(株)が紹介されていた。

 ▼日経産業新聞
 http://ss.nikkei.co.jp/ss/

 ▼後藤電子株式会社
 http://www.goto-denshi.co.jp/

 磁気ディスク向けのボイスコイル
 AV向けのピックアップコイルなど、
 各種のコイル製造を手がけている。

 創業は1963年。創業当初は
 スピーカーユニットに組み込まれるボイスコイルを製造していた。

 山形には
 東北パイオニア(=最初はスピーカーの専門工場だった)などの
 大手エレクトロニクス関連メーカーの工場がある関連で、
 こうした音響機器関連の部品メーカーがけっこうあるのだが、

 ご多分に漏れず、不況による消費低迷と海外生産の進展で
 山形だけでなく、東北各県の中小部品メーカーは
 おおむね、かなり厳しい状況にある。

 しかし、この後藤電子、なかなかシタタカである。
 自身の海外生産を進める一方で、
 ユニークな新製品開発も行っている。

 ひとつは、「真四角電線」。
 断面が真四角で、通常の丸い電線に比べて
 コイルを巻いたときの電線と電線の間の隙間が小さくなり、
 稼動効率を高めて消費電力を抑えられるのだとか。

 そしてもうひとつは、「融雪システム」である。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 ここからは、一昨年山形に行ったときに
 県内のとある中小企業の社長から聞いた話だが......

 言うまでもないが、
 山形県をはじめとする東北地方には、
 いわゆる“豪雪地帯”がある。

 豪雪地帯では、定期的に屋根の雪下ろしをしないと
 雪の重みで家屋がつぶれてしまう。

 屋根の雪下ろしは重労働だから
 従前は各家庭の若い人々の役目だったが、

 豪雪地帯は現在では、往々にして過疎地であったり、
 高齢者だけが生活する地域であったりする。
 雪下ろしをする人がいないのだ。

 雪下ろしをしないといけないのはわかっているのだが、
 重労働ゆえに、ついつい放っておいたら
 ある日、突然、家がつぶれて、
 なかにいたお年寄りが命を落とす......、

 などという話が
 地方ニュースでは決して珍しいことではないらしい。

 ここに、人々の生命や財産を雪から守るツールとして
 「家庭用の自動融雪装置」へのニーズが生まれる。

 融雪システムは一部地域では
 「あれば便利」から「ないと困る」ものに、
 だんだんなりつつあるのだそうだ。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 
 山形の人にとっては
 こういう話は、ある程度アタリマエかもしれないが、
 我々のような雪のない地方に住むものにとっては
 予想のできない話である。

 実は、こうした
 その地域の人でなければ気づかない
 地域限定のニーズ、というのが
 どの地域にも大なり小なり存在するのではないか。

 地域限定だけに、市場規模は大きくない。
 つまり、中小企業向けのニーズなのだ。

 いま、足元をもう一度、みてみると、
 何かおいしい話が落ちてるかもよ。

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前を向いて

★本日の言いたいこと★

 知的財産を武器に逞しく成長する
 日本のベンチャー企業と経営者に、拍手!

◎───────────────────────────

 学生のインターンシップでお世話になっている
 (株)キヤリが新たな展開を始めた。

 ▼(株)キヤリ
 http://www.kiyari.co.jp

 冷凍食品の解凍技術で特許を持つ企業だ。
 従業員わずか10名の小規模企業だが、
 やっているビジネスは、すごい!

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 同社の中心業務は、
 冷凍寿司と、その解凍システムをセットにして販売すること。

 例えば、カラオケハウスやファミレスなどで食べる寿司で
 どう考えても寿司職人が厨房で握ったものではないものは
 冷凍寿司を解凍したものである可能性が高い。

 ただ、冷凍した寿司を解凍するのは
 意外にも、難しい。

 普通に冷凍寿司をレンジに入れて加熱すると
 シャリが凍ったままか、ネタが煮えてしまってダメになってしまうか
 いずれにしても寿司として食えたものではない。

 同社の創業者である岩井修一社長は
 そこにビジネスチャンスを見出した!

 何とか簡単な方法で、冷凍寿司を解凍し
 「シャリは人肌、ネタはひんやり」の状態にできないか......。

 同社設立の経緯と
 冷凍寿司解凍システム「びっくりこ板」開発の物語は
 同社サイトで詳しく語られている。

 さりげなく書かれているが、手に汗握るストーリーだ。

 ▼(株)キヤリ 会社概要(社長プロフィール)
 http://www.kiyari.co.jp/history.html

 この解凍システムが“革新的”と評価された岩井社長は、
 平成15年度安藤百福(あんどう・ももふく)賞を受賞した。

 ▼「安藤百福賞」について
 http://www.ando-zaidan.jp/html/syoku_02.html

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 解凍するのは寿司だけに限らない。
 いろいろな食材の解凍技術を売り物にしながら
 各種冷凍食材を組み合わせたメニューの提案を
 飲食店向けに行っている。

 まさに、提案型企業である。

 そして、同社の新しい提案がまたひとつ。

 握りたてのおいしさを家庭で楽しめる
 新商品の開発と販売である。

 ▼通販開始!レンチン寿司
 http://www.kiyari.co.jp/12months.html

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 岩井社長と会うと、
 彼のたえず前向きに夢を語る姿に
 私も勇気を与えられた気分になるし、
 何より、楽しい。

 前を向いて、努力することを忘れないようにしよう。

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地域振興

★本日の言いたいこと★

 地域経済の活性化は政策課題、というより
 起業家精神をいかに発揮させるか、の問題である。

◎───────────────────────────

 やはり出張に出ていると、
 なかなかblogは書けないもの。

 とくに私がここでやっているように、
 参考になるサイトを探して、そのURLもメモする
 などということをする場合には、
 ADSLなどの常時接続環境がないと、やはり不便である。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 大分に来た。

 およそ四半世紀前、当時の平松守彦知事が
 「一村一品運動」を提唱し、大きな運動になった。

 どの程度、何が起こり、その結果どうなったか?

 ちょっと中小企業経営とは距離があるが、
 先輩諸氏に誘われて1週間、大分に滞在し、
 さまざまなものを見、さまざまな人に会った。

 ▼平松守彦ホームページ
 http://www.coara.or.jp/hiramatsu/

 ▼新しい豊の国づくり(一村一品運動)
 http://www.coara.or.jp/hiramatsu/isson/isson.html

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 印象的だったのは、
 出会った人々の「起業家精神」。

 企業経営者だけでなく、行政担当者も、政治家も、主婦も、
 自分たちが住む街の現状を問題視し、
 夢やあるべき姿を描いて人々に訴え、
 自らリスクを背負って実行に移していく。

 そうした人々のあり方は、まさに“起業家”であり、
 そのような人々の考え方は“起業家精神”そのものである。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 詳細については後日改めて触れたいと思う。
 ただ......、

 今回会った人々の多くが、
 別に大分でなくても出会うことができそうな
 普通の人々であったことは、印象的だった。

 どんな人にも起業家精神はある、ということか?

 起業家精神なり、起業家的能力というものが
 特別な人にだけある能力ではないとすれば、

 どんな環境の下で
 人々の起業家精神は発揮され、醸成されるのか?

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私にできること

★本日の言いたいこと★

 「私にできることはナニナニです」とか
 「その仕事、私がやればこうなります」と
 はっきり言えるようになろう。

◎───────────────────────────

 最新号(2004.03.08)の『日経ビジネス』の「時流超流」欄に
 「“魔法のフライパン”脚光」という記事が載っている。

 紹介されていた会社は錦見鋳造(株)。
 三重県にある従業員9名の鋳物屋さんだ。

 ▼錦見鋳造(株) ■魔法のフライパン&北京鍋■
 http://www.nisikimi.co.jp/

 そもそもこの会社、
 機械・電機メーカー向けの鋳造部品を製造する
 いわゆる「下請企業」だったのだが、
 脱下請を図り、10年ほど前からフライパン開発に取り組んだ。

 「なぜ、フライパンだったのか?」は
 雑誌記事にもウェブサイトにも載っていない。
 書いてあるのは、薄い肉厚の鋳物を作るための独自技術だけだ。

 開発から10年弱、投じた開発費2000万円超、
 たまたまテレビの情報番組で取り上げられたり、
 東急ハンズで取り扱ってもらえるようになり......、

 肉厚1.5mm、重さ980グラムの鉄製フライパンは
 1枚10,000円の価格ながら、昨年の販売数量は7000枚。
 今年に入って月1000万円の受注を獲得できるようになった。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 昨年末にこのblogで紹介したエスキー工機(株)は
 従業員14人ながら、「混ぜること」にこだわる専門メーカーだった。

 ▼エスキー工機(株)
 http://www.eski.jp/

 小さいけれども、胸を張って、
 「弊社の専門分野は“コレコレ”です」
 と言えるのは、カッコイイことである。 

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ちいさな世界企業

★本日の言いたいこと★

 世界市場で活躍するニッチ企業と
 日本人経営者に、拍手!

◎───────────────────────────

 今回のオランダ調査旅行もついに終わり。
 今晩8時(日本時間で翌日午前4時)の飛行機で、日本に帰る。

 今回の調査は目的は、
 オランダにおけるインターンシップ研修の実態調査。

 桜美林大学産業研究所の研究プロジェクトの一環で、
 今年度と来年度、何カ国かで調査が行われる。

 ▼桜美林大学産業研究所
 http://www2.obirin.ac.jp/~i-indust/

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 当地の大学等高等教育機関、政府機関などとともに、
 何社かの企業にお邪魔して、話を聞いた。

 @ 毎年何人くらいの学生を受け入れていますか?
 @ どれくらいの期間、受け入れているのですか?
 @ どのような研修課題を学生に与えていますか?
 @ 学生をインターンシップで受け入れるメリットは何ですか?
 @ 学生を受け入れて、何か困ったことはありませんか?

 などということを聞いて回るのだが......。

 今回、最後のインタビュー先となったのが、
 “NPK Europe”という会社。

 ▼NPK Europe Trading bv
 http://www.npke.nl/

 日系企業で、
 日本人の「ヒロタさん」という人が面会してくれる、ということで、
 ロッテルダム郊外の工業団地内にある会社を訪れた。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 この会社は、大阪市東成区に本社のある
 「日本ニューマチック工業」という、
 従業員300人ほどの中堅企業の子会社である。

 ▼日本ニューマチック工業
 http://www.npk.co.jp

 ニューマチック(pneumatic)という言葉を辞書で引いてみると、
 「空気の(作用による)、空気式の」という意味である。

 この会社は
 ビルや橋などの大型建築物を解体する際に使われる
 建設機械の先端に取り付ける解体工具を生産している。

 先端の解体工具が空気圧によって動作し、
 建物を取り壊すから、ニューマチックなのだそうだ。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 この解体工具市場は、大手の参入がほとんどない。

◎解体作業の多様性に応じてさまざまな工具が必要で、
 大量生産に向かないこと。

◎解体工事現場の苛酷な環境でも壊れないように、
 製品の開発と生産には専門的な知識・技術・技能を必要なこと。

 そんなことから、世界全体を見渡しても
 この市場に参入している有力企業は5社。

 @ 日本ニューマチック工業
 @ 日本企業がもう1社。
 @ スウェーデン資本に買収されたドイツ企業
 @ アメリカ資本に買収されたフランス企業
 @ フィンランドの会社

 この5社で世界市場のほとんどを占める。
 まさに、小さな世界企業である。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 私が訪れたのはこの企業の欧州統括会社。
 オランダでの従業員は20人あまりだが、
 チェコに工場、欧州全域に営業所があり、
 欧州全体では150人あまりの人が働いている。

 お会いした広田さんはこの欧州統括会社の社長だった。

 10年ほど前、3年の約束で派遣された彼は
 その後の業容拡大と組織改編の中で
 次第にずるずると滞在期間が長くなり、
 ついには10年にもなってしまった、という。

 この間、日本の景気後退もあって、
 欧州は欧州で独自に経営を成り立たせなければならなくなり、
 オランダよりも土地や賃金の安いチェコの工場を買収し、
 近々、生産拠点を移転させる予定だという。

 責任もあるけど、自分の意思でやりたいようにやれるから、
 オランダでの仕事は面白いですよ、と彼は言っていた。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 逞しい日本人経営者に出会い、頭の下がる思いがした。

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「変わらない」ことは「変わる」こと

★本日の言いたいこと★

 ず~っと売れ続けている商品は
 「変わらないから売れる」のではなく、
 「変わり続けるから売れる」のである。
 
◎───────────────────────────

 『日経ビジネス』に毎号連載されている
 「小さなトップ企業」というコーナーは私のお気に入りで、
 毎週金曜日に同誌が届くと、まずここを見る。

 ▼日経ビジネス
 http://nb.nikkeibp.co.jp/

 最新号(2004.02.02)は、プリンス電機。
 横浜市鶴見区にある、蛍光灯および関連機器のメーカー。
 従業員数は84名、売上高19億2000万円。

 主に商業施設向けの特殊蛍光灯の開発・製造では
 他の追随を許さない。

 コンビニの冷蔵ショーケース用蛍光灯で
 国内市場の70%を占めるトップ企業である。

 ▼プリンス電機(株)
 http://www.prince-d.co.jp

 マイナス20度近くの冷凍庫内でも
 安定して発光する特殊蛍光灯は、
 コンビニ各社をはじめ大手チェーンストアで採用されている。

 同社のコンビニ向け蛍光灯は、細い。
 細いから、狭い冷蔵庫内のスペースを有効に使える。
 細くて発光が安定する蛍光灯を追求して、
 粘り強い開発・改良を繰り返してきた。
 その結果の“シェア70%”は賞賛に値しよう。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 記事の中で驚いたのは、
 蛍光灯が目に見えない小さな進化を続けている、ということ。

例えば、最近では各コンビニチェーンが競うように、店内証明を明るく設定している。そのままでは、ケースの中が相対的に暗くなるため、より明るい蛍光灯の開発を依頼される。
また、同じショーケース用蛍光灯でも、コンビニチェーンごとに微妙に蛍光灯の仕様が違う。プリンス電機では、「より青く」「もう少し赤く」といったコンビニ各社の要求に応じて、蛍光体の組み合わせを微妙に変えている。
[『日経ビジネス』2004年2月2日号。p.57]

 同業他社も参入を試みたがすべて撤退し、
 現在では同社だけが製造している、という。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 かつて、テレビか新聞で見た話だが......、

 ロッテの“ガーナチョコレート”は
 40年以上、商品名も変わらずパッケージもほとんど同じだが、
 いまだに店頭に並び続けている。

 しかし、その中身は、
 そのときそのときの消費者のニーズに合わせて、
 微妙に成分の配合を変えたりしている、とのこと。

 40年前の同商品と現在のものとを比べれば、
 味はかなり違っているらしい。

 やはり、世の中、甘くはない。

 環境の変化に対応して
 自らを変えていかなければ生き残れない。

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ビジネスチャンスは第一次産業に

★本日の言いたいこと★

 ある世界じゃ“アタリマエ”のことが
 他の世界では“革命的”だったりするのだ。

◎───────────────────────────

 きょうの日経の一面特集「電縁の時代」に
 興味深い記事が載っていた。

 # 「周回遅れ」が先頭走者
 # データが見守る畑・漁場・工場。地方に活力が戻る。

 農業や漁業などの第一次産業は
 競争力のない産業、と思われがちで、
 「遅れている」と思われているから若者にとっても魅力的でなく、
 したがって労働力の高齢化も相当進んでいるらしい。

 そうした産業のIT化は概ね進んでいない。
 IT産業のほうもそうした産業に目を向けることは少ないから、
 第一次産業でのIT導入はますます遅れていくことになる。

 しかし、だからこそ、
 技術的にはそれほど大したことではなくても、
 第一次産業では“革命的”に映ることがある。
 その意味では、第一次産業は
 改善の余地がいっぱいある、宝の山かもしれない。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 もう10年ほど前のことになるが、
 ある地方都市の電気機械関連の中小企業で
 社長からこんな話を聴いたことがある。

 近くの漁港で働く知り合いが、
 「こんな重労働じゃ、若い人は来ない」というから、
 何がそんなにたいへんなのか、と尋ねたら......、

 水揚げされた魚介類の入った(たぶん木製かプラスチックの)箱を
 何段にも積み上げるのがたいへんだ、という。

 働いている人は高齢者ばかりで、
 重い魚介類の入った箱を
 自分の背丈以上に積み上げるのは
 ホントにたいへんなのだ、と切々と訴えるので、

 「それでは、何とかしてあげよう」と社長は、
 フォークリフトみたいにして箱を垂直に持ち上げ
 ある一定の高さまであげた後に水平移動させて積み上げる
 “自動積み上げ機”を作ってあげた、という。

 機械屋にとっては大したことのない、こんな技術も
 漁港の人々にとっては素晴らしいことだった。
 昨日まで汗水流してやってた仕事を
 機械が変わってやってくれるのだから。

 そんな話が漁師の口コミで
 漁港から漁港へ広まり、
 “自動積み上げ機”は全国の漁港の注目を集め、
 当のメーカーには注文が殺到、
 時ならぬ“ブーム”がやってきた、とのこと。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 聞いた話なので、
 どこまでホントかはわからないけど、
 ありそうな話である。

 第一次産業じゃなくたって、
 隣の会社じゃアタリマエにやってることに
 なかなか気づかない、なんてことはありうる。

 やはりいろんな話は、
 とりあえず聞いておいた方がいい。

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企業の目的

★本日の言いたいこと★

 非常に根本的なところで、
 利益を追求する企業活動と
 利益を追求しないボランティア活動は
 同じである。

◎───────────────────────────

 大学の先生はヒマだ、と
 世間一般の人からは思われているみたいだけれども
 年の瀬の押し詰まったこんな時期でも、
 まだナンダカンダと仕事している。

 昨日は、(財)機械振興協会経済研究所に行って
 「中小製造業における環境ビジネスの現状分析と発展課題」
 と題する研究会に参加してきた。

 ▼(財)機械振興協会経済研究所
 http://www.eri.jspmi.or.jp/

   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 中小企業が開発した“エコ関連商品”は数々あるけれども、

 実際に、行って話を聞いてみると、
 必ずしもその会社は最初から
 「環境」がビジネスチャンスであると思っていたわけではない、
 ということに気づく。

 面白かったのは、山形県酒田市にある
 エスキー工機(株)という会社。

 従業員20名のこの会社は
 生ごみ処理装置「ゴミサー」を主力商品としている。

 ▼エスキー工機(株)
 http://www.eski.jp/

 そもそも金属加工業でスタートした同社は、
 一貫して地元の人々のニーズに応えながら、
 庄内平野の豊かな自然とともに生きてきた。

 最初は、近所の農家から、
 「農作物の種と土を混ぜる作業が重労働でたいへんだ」
 という話を聞いて、土と種を混ぜるミキサーを作った。

 すると今度は屋根瓦の業者がやってきた。
 「建築用のモルタルや土を練ってくれる機械があれば......」

 こうした地元の人々の困った姿を見て、
 「何とかしてあげたい」と思ったところから、
 同社のビジネスは発展を遂げていく。

 いつの間にか、「混ぜる」機械の専門メーカーになっていた。

 その延長線上に、
 生ごみをバクテリアと混ぜて分解する
 生ごみ処理装置「ゴミサー」が登場するのである。

   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 商売の原点は「人に喜ばれること」。
 ホンダ創業のころの歴史を読んでみると、
 このことがより実感できる。

 ▼Honda社史・50年史
  http://www.honda.co.jp/50years-history/

 まず、「人に喜ばれる」製品・サービス作りを。
 喜ばれれば、利益はその後からついてくる。

 後からついてくる利益の前の部分だけ見れば、
 ボランティアとビジネスは、本質的なところで同じではないか、
 ......と思えるのである。

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春日さんの情報収集力に感激!

★本日の言いたいこと★

 Blogを始めて、
 春日一秀さんとのご縁ができた!
 
◎───────────────────────────

 札幌市で中小企業診断士としてご活躍の
 春日一秀さんのBlogに
 私のBlogの記事「情報収集の秘訣」が
 トラックバックされました。

 ▼中小企業診断士/ITコーディネータ 春日一秀のブログ
 http://kasuga.cocolog-nifty.com/blog/

 数日前、一度、
 春日さんのBlogを拝見したことがあったのですが、
 デザインも洗練されているし、
 積極的に投稿されているし、

 やっぱり、やってる人はきちんとやってらっしゃるなぁ

 ......と感心しておりました。

 さすがに中小企業の現状をよく見ておられる
 春日さんのBlogは、非常に勉強になります。
 我々のような中小企業研究者にも
 非常に有益であると思いました。 

 春日さんには一度もお会いしたことはないし、
 まさか、私のBlogなど見ているはずがない。
 見たところで、私のことなど知るはずもない、と、
 タカをくくっておりましたが......、

 『企業診断』(同友館刊)
 私が連載記事を書いていることも ご存知でした。
 驚きました。

 春日さんのような情報収集力の高い方に
 ご紹介いただいて、たいへん光栄でした。
 
 

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