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古谷敏『ウルトラマンになった男』

★本日の言いたいこと★

 決して望んだ道ではなかったかもしれないが、
 自分を思ってくれる人たちのために一生懸命やったことで
 得られた名誉と感謝を集めた一冊!

◎───────────────────────────

 少年時代をウルトラ兄弟たちと過ごしたオジサン世代には、
 堪えられない一冊が昨年末、発売された。

 古谷敏『ウルトラマンになった男』小学館

 新春早々、この本を手に入れ、
 この三連休であっさり読了した。

 この本は、とても面白い!

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 著者は初代ウルトラマンのなかに入っていた人で、
 「ウルトラセブン」ではウルトラ警備隊のアマギ隊員役で
 活躍された方。

 「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」の制作裏話として読んでも、
 知らなかったことがいっぱいあって、当然それなりに面白いが、

 自身のキャリアを形成していく上において
 重要なものは何か、を教えてくれているように思う。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 古谷氏は映画俳優を目指して東宝に入るのだが、ある日、
 「ウルトラマン」のスーツ(着ぐるみ)のなかに入らないか、
 と誘われる。

 スーツを着て演技するのは暑くてたいへんだし、
 顔の出ない役は俳優として気が進まなかったが、
 「適役は君しかいないのだ」と言われ、さらに祖母からも、
 「そんなに人に思われてるんだったら、やってみれば?」と
 アドバイスを受け、仕事を引き受ける。

 肉体的にも、精神的にも過酷な仕事環境のなか、
 ホントに「辞めよう」と思って、辞意を伝えにスタジオに行く
 その途中のバスのなかで、子どもたちが目を輝かせ、
 喜々としてウルトラマンのことを話しているのを見て、
 「この子たちのために、続けよう」と心に誓う。

 などなど、本書の全編は、
 「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」をやり遂げ、
 その後、自身のプロダクションを立ち上げていく過程で、
 古谷氏が出会ったさまざまな人との出会い、
 そして人々への感謝が詰まった内容となっている。

    ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 この本はむしろ、将来を不安に思う若い人々にこそ、
 ぜひ読んでもらいたい、と思える一冊だ。

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