学生時代、いちばん苦労したこと?
★本日の言いたいこと★
大人だったら、「臨機応変」という言葉を知って、
ある程度、臨機応変に行動することを覚えなければ。
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新学期が始まって、学生がキャンパスに戻ってきた。
何人かの4年生と会ったので、「就職、決まった?」と聞くと、
「まだで~す」などと明るく返してくるのだが、
ちょっと長く話を聞くと、やはり状況は昨年に比べて厳しいようだ。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「これから、ある会社に履歴書を提出しに行くんですけど、
見てもらえますか?」と、ある学生から頼まれた。
多くの場合、大学の購買部や生協の売店に行くと、
大学名の入った履歴書のフォームが用意されていて、
多くの学生はそれを利用する。
現住所や連絡先、出身校などの略歴を記入する欄とともに、
「学生時代、力を入れたこと」「自己PR」などを
自由記述する欄があるのだが......。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
件の学生、「学生時代、力を入れたこと」の欄に、
「マクドナルドでアルバイトしたことです」と書いていた。
それはそれで正直に書いたのだろうけれども、
いったい、何の目的で、誰に読んでもらうつもりで書いたのか、
まったく意識できていない様子だ。
ちなみに、言うまでもないが、この履歴書を提出する相手方は
マクドナルドではない。
ちょっと皮肉をこめて、こう質問してみた。
「キミ、その会社に心から就職したいと思っているのかね?」
すると、学生の回答は......、
「はい、第一志望です!」
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
そういえば、先日、同僚からこんな話を聞いた。
就職活動をしている学生が、
「意中の会社から宿題が出たので、相談に乗ってほしい」
というので、時間をとって相談に乗ってあげた。
「宿題」というのは、
「学生時代、いちばん苦労したことについて書きなさい」
というお題のエッセイだった。
「で、とりあえず、こんなものを書いてみたのですが......」
と手渡されたA4版の紙。その一行目には......、
「学生時代、いちばん苦労したことは、彼女にふられたことだ。」
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
これも、まことに正直である。
ただ、残念なことに、彼らに共通して言えるのは、
自分がいま書いているものが、どういう目的に利用されるか、
誰に読まれるか、まったく意識してはいない。
単純に、履歴書を、宿題を、
「出せ」といわれたから出しているだけなのだ。
これには、非常なる危機感を感じる。
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