絶対に負けられない戦い
★本日の言いたいこと★
やはり避けられない郵便局の多角化経営。
「絶対に負けられない戦い」が郵便局長を襲う。
◎───────────────────────────
土曜日の新聞だが、こんな記事があった。
郵便局のコンビニ化検討
~内閣府、販売品目の規制緩和案~郵政三事業の民営化に関連し、内閣府が検討している郵便局網の活用案が明らかになった。郵便局の窓口で販売できる商品の規制を緩和・撤廃し、民間の金融商品や日用品を幅広く受託販売できるようにする。郵便局の“コンビニエンスストア化”で民営化後の収益性を高める狙い。現在の巨大な組織のままでは民業圧迫が強まる恐れがあり、地域分割などと絡めた議論を呼ぶ可能性がある。
(『日本経済新聞』平成16年3月6日付)
郵政事業の民営化はヨーロッパ各国で一足先に行われており、
私が先頃出張で行ってきたオランダでも
郵便局は以前と大きく様変わりした。
▼TPG POST(オランダの郵政公社?)
http://www.tpgpost.nl
▼Postkantoor(郵便局の中の様子。オランダ語のみ)
http://www.postkantoor.nl
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
この様子を含めて、3年ほど前、
オランダのさまざまな公的機関のとりくみを
産業研究所の『産研通信』という所内報に書いたことがある。
▼オランダ公的機関の「商魂」
http://www2.obirin.ac.jp/unv/research/sanken/51hori.pdf
私はこのエッセイで、
オランダで行われているような郵便局の多角経営が
日本でも行われる可能性について検討している。
そして、残念ながら、
コンビニとの差別化が非常に難しいことから
郵便局の多角経営の将来については
かなり否定的な見解を示している。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
しかし、現実には、
郵政事業民営化後、郵便局の進む道は
おそらく多角経営と、コンビニとの競争しかない。
郵便局の強みといえば、やはり
「全国あまねく存在する、全国規模のネットワーク」だからである。
ただ、この競争、かなり厳しい。
野球やサッカーのオリンピック代表以上に
「絶対に負けられない」重圧が、
全国の郵便局長さんにのしかかってくる。
「ミクロ経済的なこと」カテゴリの記事
- 儲かる農家を育てる直売所(2007.07.27)
- 「○○過ぎ」にご注意(2006.03.08)
- 壊れない製品をギリギリの価格で売る(2006.02.10)
- 家計における教育費負担(2005.12.07)
- 月に1冊ずつ本を書き続ける法(2005.11.22)















Reacties